タホ湖へ行こう! Visit Lake Tahoe

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タホ湖

リノ市内から約1時間のドライブで訪れられるタホ湖は全周114km(日本一大きい琵琶湖の全周は241km)、最大水深は世界16位・全米2位の501m、水面標高1899mの風光明媚な美しい湖。湖岸線の3分の2はカリフォルニア州、3分の1はネバダ州に属しネバダ州内の湖畔にはカジノリゾートがあります。夏はウオータースポーツ、冬は湖周囲に点在する全米でも有数のスキー・リゾートでウインタースポーツ、春秋はハイキングやサイクリング、と通年で大自然を堪能できるタホ湖へ遊びに行こう!

リノ市内~タホ湖へのルートはざっくり4つあります。どのルートもある程度の山越えがあります。道路は舗装されているので積雪がなければどのルートでもそれほどの大差はありません。強いて言えば①のMt.Rose Hwyの山越えが一番くねくねしてるかもです。冬場は積雪や雪崩の心配がある際は道路が完全封鎖されることもありますのでご注意下さい。

①I-580南~州道431号線(Mt.Rose Hwy)~タホ湖北端の街、Incline Villageへ
②I-580南をCarson Cityの終点まで~国道50号線西~タホ湖東岸の街Glenbrookへ
③I-80西をトラッキーで降りる~国道89号線経由~州道267号線(N Shore Rd)~タホ湖北北西岸のKings Beachへ
④I-80西をトラッキーで降りる~国道89号線(River Rd)を南下~タホ湖西岸のTahoe Cityへ

 

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写真上は①の州道431号線にある展望ポイントからのぞむIncline Villageとタホ湖。
タホ湖岸の街へ到着後は湖をどっちまわりに行くか?が悩みどころです。どっちにするかのポイントはタホ湖南南西にあるEmerald Bay State Parkに立ち寄るかどうか、および曜日・時間帯で決めるとよいとおもいますが、何故かと言うとEmerald Bay State Parkの駐車場は週末は朝でないと非常に困難だからです。
ということでその観点からいくと、①③④のルートは反時計回り(北を上として)、②のみ時計回りでのドライブとなります。Emerald Bay State Park通過のプランの場合はどちらまわりでも気分次第でどうぞ!

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さて、ルート①でIncline Villageに着き州道28号線であるN Lake Blvdを西へ時計と反対周りにタホ湖を巡るプランで行くと15分程してKings Beach(写真上)を通過します。ルート③の場合はここに最初に着きます。このビーチではカヤックやSUPなどのショップやレンタルも多く北タホ湖地区においてのウオータースポーツが盛んです。

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Kings Beachから約20分程でTahoe City(写真上)を通過。ルート④の場合にはここに最初に着きます。キュートな湖畔の町です。28号線はここから州道89号線となり湖を左に見ながら89号線を南下してTahomaを通過。TahomaはSouth Lake Tahoe迄の最後の街らしき地点です。

Tahoma通過後15分程すると湖岸にカリフォルニア州立公園のD. L. Bliss公園があります。

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園内にあるRubicon Trailで湖岸ウオークする場合は、Trail入口まで車で行くと楽ちんです。(晩秋~初春のオフシーズンは園内道路を閉鎖するのでアクセスは徒歩のみなのでご注意。またオフシーズンは園内のトイレも閉まってたりすることも。)
入ってすぐのビジターセンター前を通過し、しばらくして料金所にて入園料を払い、さらに湖方面へ林の中をドライブするとRubicon Point近くの駐車場へ。ここの駐車場も週末は激戦区で午前9~10時には満車になっていること多しです。
運良く駐車出来たら、展望ポイントのRubicon Pointへ。左に見えるCalawee Beachはカリブ海のリゾートビーチかと見まがうほど綺麗。

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Rubicon Pointの右から始まるRubicon Trail行く湖岸ウオークがひたすら気持ち良い!

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約半マイル程歩くとかつてタホ湖の灯台であった木造の小さなOld Lighthouseがあります。
下記写真はRubicon Trailのやや上に併行するLighthouse Trail側から撮影したものです。

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Rubicon TrailはEmerald Bayまで続き、それを往復すると終日要します。なので、観光がてらな湖岸ウオークの場合はOld Lighthouseで引き返すといいでしょう。

D.L.Bliss加州州立公園から州道89号線を5分ほど南下すると風光明媚なエメラルド湾を囲むカリフォルニア州立公園であるEmerald Bay State Parkに。ここの週末の駐車場の激戦ぶりは大変ですが、駐車可能な限り立寄りをお薦めします! 駐車場は最初に湖側にあるVikingsholmの駐車場、その先数分の山側にあるEagle Fallsの駐車場、そして約5分先の湖側にある展望台Inspiration Point VISTAの駐車場があります。夏季は湖畔トレイルをハイキングしたり水辺で遊んだりVikingsholmと呼ばれる1929年築の富豪の別荘を訪れることもできます。

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Vikingsholmの駐車場近くからのエメラルド湾とFanette Islandの眺め。

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豪快にタホ湖へ流れ落ちるEagle Fall。

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展望台Inspiration Point VISTAからの美しい眺め。

エメラルド湾を出発後は心臓破りなくねくね道をしばし通過し約30分くらいでいよいよ湖南端でタホ湖で最も賑やかなSouth Lake Tahoeの街に到着します。右手に 「Sacramente 真っすぐ 国道50号線 Sateline 左折」の看板が見えたら信号で左折し国道50号線北へ入ります。もし右手にRaley’sスーパマーケットが見えたら左折し損ねて国道50号線南/州道89号線南を走っているのでUターンして信号を右折し国道50号線北へ入ります。

South Lake Tahoeに着いた頃にお昼時であれば、タホまわりではここがレストランの選択肢が一番多いのでランチ休憩。お店がいっぱいあって迷いますが、湖が見えるレストランならおすすめはギリシャ料理のArtemis Lakefront Cafe

South Lake Tahoeはカリフォルニア州の街ですが北隣の街 Statelineはネバダ州で、国道50号線と交差するStateline Avenueが州境となり、この角からネバダ州側の国道50号線沿いにはいきなりネバダ州合法のカジノホテルが林立しています。また州境をまたいでHeavenly Ski Resortがあり冬季はスノースポーツをする観光客でこの州境界隈は大変な賑わいとなります。

タホ湖を左に国道50号線を北上しGlenbrookにて、Carson City方面への西行き国道50号線とIncline Village方面への北行き州道28号線の2方面への分岐点にあたります。Renoへ戻るのに早いルートは、この分岐点~国道50号線東行き~Carson City経由~I-580北~Renoで、分岐点を右折するとタホ湖とはここでさようならとなります。もうちょいタホ湖を、という場合は左折して州道28号線を北上します。

州道28号線を北上の場合、引き続き左手にタホ湖をちらちら鑑賞しながらのシーニック・ドライブとなります。Incline Villageまでの湖岸にはSecret Cove(着衣なしOKのビーチ)、Chimney Beach(5月最終週末~10月のみオープン、犬OKのビーチ)、Sand Harbor Lake Tahoe Nevada State Park、などビーチアクセスのある公園が点在します。Sand Harbor以外はいずれも駐車場台数が少なかったり路駐オンリー(No Parkingかどうか要確認)だったりはします。尚、Sand Harborは晩秋~初春のオフシーズンは入口料金所に係員がいないので入園料は自己申請となります。

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Sand Harborのやや南にあMemorial Point Overlookは無料駐車場(そんなには混まない)、ビジターセンター、トイレ(冬季は使用不可の場合あり)、湖岸近くと展望ポイントへのショート・トレイルがあり気軽に立ち寄れます。写真上はここの展望ポイントにて左は10月に右は11月に撮影したもの。撮影方角は異なるものの1か月違うだけで表情が変わるタホ湖が見られました。

Sand Harborから北へ約10分でIncline Villageに着き、これでタホ湖をくるりと一周したこととなります。

Incline Villageに着く時間が食事時間であれば湖畔にあるLone Eagle Grilleでタホ湖を眺めながらのお食事もおすすめです。レストランご自慢のデザート、Baked Tahoe(写真上)はMust Tryです。

Incline VillageからRenoへの戻りは冒頭説明にあるルートの逆で下記があげられます。
①の逆:州道431号線(Mt.Rose Hwy)~I-580北~Reno
③の逆:Incline Village通過~Kings Beach~州道267号線(N Shore Rd)~国道89号線経由~Truckee~I-80東~Reno

タホ湖の楽しみ方は当記事のような世代や運動能力を問わない終日観光もあれば、冒頭で述べたように、ハイキング、サイクリング、カヤック、SUP、ボーティング・クルージング、スキー・スノーボード、などアクティブ派の楽しみ方も数えきれません。ご自分にあった楽しみ方でタホ湖を是非体験してみて下さい☆彡